石材業界の職人に重要なのはズバリ、パワーではありません！

皆さんこんにちは、㈱たくみの児玉です、ご覧いただきありがとうございます。

今日は石材店の職人についてです。

 

石材業界には現場人、いわゆる職人さんが多く存在します、原石を採掘する採掘職人、それを製品化する加工職人、文字を彫る彫刻職人、石を据えてお墓を建てる据え付け職人、関連している職人の総称を石工と言う事もあります(「石工」の定義は十人十色です、人それぞれ考えが違いますが今回は総称としての単語を使います)。

 

大工さんと聞くと、まずは「手先が器用だ」と言うイメージがありますが、石工と聞くと皆さんはどんなイメージをしますか？

 

大体の人は扱う石が重いからと言って「力持ち」と思うかもしれませんし、「力が無いと成り立たない職業」とも思うかもしれませんが、実際はどうなのでしょうか。

 

一昔前は人力を頼る事が多く、仕事で毎日のように石を持ち運ぶと必然的に筋力が付き、ベテランの職人は実際に力持ちは多く居るのは事実と言えます、私も若い頃は「機械を使うよりも早い」と言うのと、「パワーを着けてもっと重い石を持てるようにならないと…」と言うだけの理由で先輩達に指示され、機械がセットされているにも関わらず、重い石を２人で人力で持たされたりもしました…

当時の私はとにかく非力でかなりの苦痛を感じていました、無理して持ち、プルプルとしていると周りにバカにされたりと、不快な思い出もあります。

便利な機械、、これでは何の意味もない、、しかも歳を取ったらこれが原因で絶対に足腰にガタが来る…と思いつつも持ち続けた結果、やはり40代になり椎間板ヘルニアが悪化、変形性膝関節症と、身体がガタガタです笑

 

石工に必要なのはズバリ、力ではありません、では何が一番重要か？、、それは私は「注意力」と「集中力」だと思います。

今は作業のほとんどが機械化、集中力を欠いて、うっかり機械の操作ミスなど、石工の場合は扱う物が重量のある石なだけに、大事故につながりかねないのです。また、機械を操作している者だけではなく周囲で作業中の者も吊り荷の行方や機械操作に無茶が無いか注意を払う事が大切と言えます。

私達、石工は集中力と注意力を磨き、日々お客様の大切なお墓を作っているのです。

 

 

 

 

昔は若さとパワーで勝負でしたが、その若者達も今では初老…笑

力は負けてもキャリアで身に付けた知識、集中力、注意力は負けません！

 

松戸市和名ヶ谷1204-2

宗教不問　松戸浄苑

 

0.36㎡　総額66万円(税込)～

 

※初年度年間管理費が別途となります。

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