石は重いです、どのくらいでしょう？

皆さんこんにちは、㈱たくみの児玉です、ご覧いただきありがとうございます。

 

今日は墓石の重さについてです。

 

言うまでも無く、墓石は重い物ですね、実は石種によっても重さが違うもので、現場では小さな部材を素手で積み下ろしする際に、同じ大きさの物でも、白系の石と黒系の石の重さの差を感じます、歳を取るに連れてその差にものすごい敏感になって来ている私でもあります。(笑)

 

物の重さとは「水」が基準となっており、水の重さを1として比べた重さの数値を「比重」や「質量」と言います。

これが1以下であれば理屈上は水に浮かぶ物と考えていただければ良いかと思います(浮力、張力、水中の成分などの他条件を加えない場合です)。

 

1m×1m×1mの1立法メートル当たりの重さが水の場合はちょうど1t(1000kg)と言う数値です。

墓石はと言うと、白系では比重が約2.6程度ですので単純に水の2.6倍の重さがあります、黒系は2.8程度です。

ちなみに御影石の質量は地球上では軽い物質の方で、重い物質の代表格は金属類、その中でも質量が上位に位置する「金」や「プラチナ」は19～20と言われています。

トラックの最大積載量は○tまでと言う基準なので、積み荷の質量が非常に重要なのがわかりますね、物の「量」ではなく、物の「重さ」を常に計算して過積載の無いように、、運送業者の社長さんは必然的に数学に強くなりますね。

 

では、石の重さを計算してみましょう、例えば30cm角の白系御影石の場合です。

重さを求める式は、体積×質量です。

 

0.3×0.3×0.3=0.027立法メートル

が体積となり、比重の2.6を掛けると、

0.027×2.6=0.07

すなわち、この30cm角の石は約0.07t、70kgもあるのです！

水なら27kg、素手で持てそうですね、しかし御影石になると70kgとは、、とても力のある人ではないとまず不可能です。

 

このように御影石は皆さんが思っている以上に重い物質なのです、私達は、どんなに小さな部材でも、墓石掃除の際には「石は持たない」事を推奨しております、ケガや石の欠損につながるからです。

私達プロは持ち上げ方や置き方を熟知しておりますので軽々積み下ろしや運びが出来ますが、くれぐれも決して真似などをしないようにお願い致します。(労働基準法により1人が人力で持つ最大重量の推奨(18歳未満や女性には制限)がされておりますので、例え力のある職人でも無理の無いように我々も素手で持つ時は注意を要しています)

 

 

御影石は重さが魅力！黒系の石でさらに重厚感満載にするのも素敵です！

小面積区画で予算を抑えて実現できます！

 

松戸市和名ヶ谷1204-2

宗教不問　松戸浄苑

0.36㎡ 黒系御影使用例

総額110万円(税込)～

※初年度年間管理費が別途となります。

 

資料請求無料、是非お気軽にお問い合わせ下さいませ。