寒い冬、お参りの注意点

皆さんこんにちは、㈱たくみの児玉です、ご覧いただきありがとうございます。

日々の気温も下がり続けて寒いですね、いよいよ冬が来ました。

今日は以前にご紹介した真夏のお参りの注意点とは逆に、真冬のお参りの注意点についてです。

 

気温とともに、当然ですが墓石の温度はとても冷たくなります、磨き上げている石の表面は凍結して滑りやすくなっている事があるのでまずは、やはり転倒に注意が必要となります。

お参りの際にステン！と転んでしまう方を良く見かけます、私自身も作業中に転んでしまう事もあります。そして転倒した際にはその恥ずかしさからか、皆さん慌てて起き上がろうとしてもさらに足元が滑り、何度も転倒を繰り返すと大ケガにつながる場合もありますので、もし転んでしまった際には１つ大きな深呼吸で落ち着き、足元の安全を確かめてから起き上がると言う冷静さも必要です。(お墓でコケ慣れている私の経験上で培った技です(笑))

 

また、朝などは墓地の水道が凍結してしまっている事も多く、そうじをしたくても水が使えない日も多くあります、これは各墓地の管理者を毎年悩ませる問題ですが、「水が氷って出ない」と言う苦情は朝のみ、日が高くなるに連れて凍結も解けて正常どおりとなるのです、無理にお湯などをかけて解かしたりもしません。

また、極端に寒い日の朝にはお水をお墓に掛けると瞬間的にそのお水が凍結してしまってお墓がつららだらけに…なんて事もあります。

ご先祖様が寒そうですね、真冬にはお墓に水をかけてあげなくても良いかと思います。

このように、真夏とは逆に、真冬のお参りはなるべく日が高くなる正午より後がお薦めですね。

ゆっくり起きて暖かくなり始めたら足を運ぶようにしましょう。

 

また、積雪時には墓地は一面銀世界、通路も駐車場も区別がつきません、、墓地スタッフが皆さんの安全を確保する為に雪カキ作業を迅速に行うものですが、やはり時間はかかる為、また、お墓へ向かう雪の道中にも危険が多いので雪が何日も降り続く事の無い関東平野では積雪時のお墓参りは不要不急の用事と割り切って、雪が解けて安全が確保できるまでは控えるようにしましょう。

 

 

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