墓石工事の優れもの達2

皆さんこんにちは、㈱たくみの児玉です、ご覧いただきありがとうございます。

今日は墓石工事の際に活躍する機械達の紹介第２弾です。

順序が逆ですが、先日紹介したクレーンや運搬機は主に石を据える工事に活躍する機械ですが、それ以前にまず、しっかりとしたお墓の「基礎工事」を行う必要があります。

お墓は更地の土の上に建てる訳ではなく、建物と同じで地盤を固めてからその上に鉄筋を入れてコンクリートを流す、いわゆる鉄筋コンクリート工法で基礎地盤を造ります。

ただ、ここで建物と大きく異なる点は規模です。

お墓は面積が建物とは違い小さい為、地面を掘るのはショベルカーなどほとんど使わず大体が手作業で済みます、次にその穴に、割りグリという手のひらサイズの石を敷いてその上から転圧して良く地固めをするのですが、ここで登場するのが「ランマー」、

皆さんも良く色々な工事現場で見たことがあると思う、大きな音でダンダンダンダンと地面を突く機械です。

このランマー、なかなかのパワーがあり、突く際の辺りは小さな地震のように縦に小刻みに揺れる程で、安全靴を履いていないともし足を間違いて突いてしまうと危険です。

その後鉄筋を平面で組んだら最後に生コンクリートを流すのですが、やはり建物とは違い、生コンクリートを使用する量も少量になります、大量に使う場合はお墓の場合でも建材店に生コン車の手配をお願いしますが、大体の墓地は画像をアップしていますがこの「ポットミキサー」と呼ばれる生コンクリート精製機で職人が手作りします。

パワフルに回転して手でこねる必要が無いので、体力と時間の節約になる反面、当然手作りのコンクリートですのでセメントや骨材の配合、水加減は職人が気温や湿度によって調整するので精製の技術が上手い、下手の個人差も出ます。

私自身、個人的に思う事はホームベーカリーのように決まった分量を入れてスイッチオン、あっという間に生コン完成⤴！

といったポットミキサーがあればもっと評価が高いのですが、職人いわくそんなに世の中は甘くないそうです笑

やはり、便利な機械に頼りながらも職人さんの技術と勘、マンパワーは頼もしいですね！

当社では、それを活かすべく、小規模なコンクリート工事のみでも請け負い致します。

参考施工例

墓地内の雑草対策の為のコンクリート打設工事、打設面積1平方メートル

→33000円(税込)

ご自宅のお庭や駐車場のコンクリート打設工事もお気軽にお問い合わせくださいませ。