お彼岸の意味

皆さんこんにちは、㈱たくみの児玉です、ご覧いただきありがとうございます。

 

今日は、今まさしく期間中のお彼岸のお話です。

 

春と秋のお彼岸はなぜ存在するのでしょうか？

一般的に、仏教では、「極楽浄土」いわゆるあの世の事を三途の川の対岸の世界で「彼岸」と言い、死者はそこで生活をしていると言う考えです、一方で私達が生きている世界の事を「此岸しがん」と言い、春と秋の一年に2回、この彼岸と此岸がつながれる期間が1週間ずつあると言う考えで、お寺では法要会が開催されて各家庭のご先祖供養を致します。

お盆とは違って「霊魂がこの世に帰還する」と言う行事ではなく、「つながり合える道や門が開かれる」と言った意味があります、入りの日に迎え、明ける前に送りと2度お墓お参りをする必要性はなく、ごあいさつに1度だけお参りは行います、皆さんも是非お参りをして彼岸に居るご先祖様にごあいさつをして下さいね！

 

そして、この彼岸ですが、仏教以外でも重んじられているのを皆さん意外と知らないのですが、神社でもこの時期に秋のお祭りをやっていませんか？

これは、神様へ、農家さんが豊作に感謝しお祭りとしてご奉納する、また来年度も豊作をお祈りをする為なのはわかると思います、その歳の天候はまさに神頼み、善き伝統ですね。

神道的な考えで、作物が良く育つ日々を願う、同じく「日願ひがん」と言う説から仏教的に変化したとも伝わっております。

 

毎年2回、願いを込めると同時にご先祖様ともつながる日本人にとって、すごく大切な時期、「お彼岸」は明日24日までです、未だお墓参りに行っていないかたは、ぜひ行きましょう、ご都合で行けない方も仏壇等のご先祖様へお線香をお供えしましょう。

 

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