父親の郷里へお墓参りに行きました

皆さんこんにちは、㈱たくみの児玉です、ご覧いただきありがとうございます。

 

今日は私事からです。

 

お彼岸も終わり、石材店としての繁忙期を終え、仕事が一段落したので先日、亡き父親の郷里、秋田県へ遊びに行きました。

もちろん親戚皆でお墓参りもして来ました、我が児玉家のルーツである父の郷里、たくさんの御先祖様へごあいさつ、我が父は分家の出身なので、同じ墓地内にある本家のお墓にも、もちろんお参りしました。

その本家のお墓で、私にはとても興味深く、勉強にもなった面白い発見がありましたのでお話します。

 

お墓には家紋を通常彫刻をしますが、児玉家の家紋以外に何かマークの彫刻が‥分家の父の実家のお墓にはこんなマークはありません。。

老舗醤油メーカーのヤマサ、あのマークに似ています、、真似たのかとも思いますよね、、

この謎マーク、他家でも独自の形で彫ってあるお墓と無いお墓があるのです。

職業柄、同伴した親戚に聞くのも恥かと思い、最初は黙っていましたが、解明しなければモヤモヤが残る為、勇気を出して聞きました。

その答えは『家印(いえじるし)』なる物で、父の郷里では本家の家庭のみが彫刻する、いわば「本家である証」だそうです。

後々ググってみると、この家印の文化は江戸時代に自分の持ち物に焼き印としてつけるマークで、家紋とはまた別に存在した、今で言う印鑑のようなものらしいです。

ちなみに、醤油のヤマサやキッコーマンのあのトレードマークも家紋ではなく家印でした、、

あれは家紋帳にも載っていない、創始者独自の家紋と思い込んでいましたが、実は庶民的な文化による物だと言う事に大変驚きました。。

そして道具に焼き付けていたその文化がやがて墓にも彫刻するようになったのですね。

そして地域によっては使い方が様々な物で本家のみの使用が認められたり、または分家も使用が認められたり、、色々決まりがあるのですね、、大変勉強になりました。

お墓の細かい部分に着目すると面白い発見がありますね、是非注目してみて下さい。

 

 

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印西市武西289-4

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