良く見掛けるお石塔、馬頭観音って…?
2024/10/16
皆さんこんにちは、㈱たくみの児玉です、ご覧いただきありがとうございます。
今日は皆さんも1度は見た事があるかと思います「馬頭観音」と書かれたお石塔や仏像についてです。
寺院、共同墓地だけでは無く、道端や畑の脇などでも良く見掛ける画像のような塔、皆さんも目にした事があるのではないでしょうか、家の近くにはあるけど何の興味も無い方の方が多いとは思いますが、良く見ると見た目から、かなり古い時代に建立されたものが多いです、彫刻に目を凝らすと江戸時代の元号が彫られていたり、明治初期だったり、その大体が100年以上前の物です。
しかし、誰が何の為に建てた物なのでしょうか?
実は、この馬頭観音は仏教の信仰対象の1つでもある「観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)様」の変化身であり、畜生界を救済する神様とも言われている塔、仏像なのです。
ずばりは、馬が人間の生活には大変重宝していた時代に、高層の身分ではない庶民が信仰(庶民信仰)して偶像崇拝した代表的な石塔、仏像なのです、他に庶民信仰での偶像崇拝はお地蔵さん「地蔵菩薩」が有名です、類いは同じなんですね。
用途は主に、新しく産まれた子馬の健康祈願や死んでしまった馬の供養の為などと言われておりますが、旧宿場町などでは、旅の道中で力尽きて命を失った馬を大人数で引きずって人々の邪魔にならない場所まで運び、馬達を葬った場所、いわゆる馬の墓場だった場所に供養の為建てられたとも言われる地もあります。
仏教的に「畜生道」と言われる動物、、しかし人間道の私達の生活に欠かせないので何かをしてあげたい、、その気持ちは現代人のペットを思う気持ちと変わらなかったのかもしれませんね、、とにもかくにも当時の馬は本当に人々に大事にされていた事がわかります。。
そして、百年単位でその場に鎮座し続けて現代にまで残るこのような仏像や塔、個人的には「すごい!」の一心でいつまで眺めていても飽きません笑。
が、、現代では所有、管理者はどなたなのでしょうか?
これは、非常にわかりにくいのですが、敷地内に存在し、かつその敷地のご先祖様が建立した物であれば当然その人の所有物ですが、いわゆる道端などに存在する物に関しては、町会や近くのお寺などが所有者となっている場合が多いです。
所有者に関しては法務局で所有者登記を調べれば、必ず判明すると言われておりますが、管理者が所有者と違う場合がありますので、所有者の許可を得ても、邪魔だからと簡単に個人負担で片付けて更地にしてしまう事は出来ないのは当然です。
当社では、撤去依頼が来ても、古くて邪魔でも、歴史的な建造物なのでぜひ後世に残してもらうように強くお薦めしております。
敷地内に古くて汚い馬頭観音…邪魔だし朽ちてしまっているし処分してしまおうか……
ちょっと待って下さい!それは皆さんが思っているより歴史も意味も深いです!
自分の代で御影石製にリニューアルして後世に残しましょう!自分の名前も残せます!
馬頭観音、供養塔各種
新調リフォーム工事
中国産白御影石 88000円(税込)~
※抜魂、開眼供養が必須となります、近所のお寺様にご相談の上、供養料が別途必要となります。
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