享年?行年?数え歳?満年齢?文字彫刻の謎
2024/09/08
皆さんこんにちは、㈱たくみの児玉です、ご覧いただきありがとうございます。
今日は文字彫刻の色々についてです。
お墓を購入していただき、お客様と、いざ文字彫刻内容のお打ち合わせをしていると、お客様が意外とお墓の正面文字よりも故人の情報をどう彫刻しようかと悩む事が多いです。
まず、いちばんお客様が悩むのが、年齢の彫刻です、特に無宗教のご家庭は葬儀社に白木位牌を満年齢で書いていただくケースが多いようですが、お墓には一般的に数え歳を彫刻する物です。。(僧侶がお戒名を授与した場合はすべてが数え歳で白木位牌は作成されます)
それを伝えるととても悩み、淡々と進んでいたお打ち合わせも足踏み状態に…
数え歳を彫刻したいけど「あれ⁉数え歳はいくつだろ?」と言う事もあります、日常生活のほとんどは満年齢を使う私達全員がわかりずらい問題ですね、私達も考えると頭が混乱しがちです。
数え歳の計算は単に満年齢に1を足せば答えは大体合います、が、注意が必要な事は、『1月1日を迎えたら1つ歳を取る』と言う考えです。
???
どうゆうことかと言うと、例えば今年の12月で満80歳の予定だった方が1月に満79歳でお亡くなりになった場合は1月1日で1つ歳を取っているので+1歳、また本当の誕生日分の+1歳で81歳となります。
急に歳を取るようですが数え歳の正解はこのようになります、、複雑ですね、、
他には「享年」と「行年」、「歳」と「才」どちらにするかで迷う事が多く、私達も困るお問い合わせは「どちらが正解なんですか?」と言う質問です、、
なぜなら、「どちらも正解」だからです笑
これに関しては諸説ありますが「これが正解です、それは間違いです」などと言う断言でアドバイスするような石材店や葬儀社は単純な知識不足です、信用してはいけません!
では一体どうしたら良いかというと、第1には『葬儀を執り行った僧侶の言う事が正解』となります、各宗派や寺院によっても享年か行年の考え方は大きく変わりますが、末端の石材店的にはどちらも同じ意味の単語として捉えますので、もし葬儀を執り行った僧侶が「享年○○才です」と言えばこの書式が正解となりますし「行年○○歳です」と言えばそれが正解となります。
次に、最近では僧侶を呼ばずに葬儀を行う家庭も多くあります、その場合はどうしたら良いか?というと、答えは『自由』です、、お好きなように彫刻できます、葬儀社が作成した白木位牌の通りの書式でも、パっと頭をよぎった書式でも、まさにそれが正解です笑
また、追加彫刻の場合には前霊(既に彫刻されているご先祖様)に書式は習うのが当然ですね、その場合は前霊が正解になります。
とは言われても迷う方はそれでも迷います、その場合には私達が周囲の墓地やご希望に基づいて、いちばんベストなご提案をさせていただいております。
このように、彫刻内容もと~っても奥が深く、1つの正解や定義が存在しないのですね、皆さん是非だいたいの構図を描いておいていただけると円滑に進行できます。
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お気軽にお問い合わせくださいませ!
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電話番号 : 0120-978-645
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