墓前灯籠、安全の為に考え直しましょう
2024/07/19
皆さんこんにちは、㈱たくみの児玉です、ご覧いただきありがとうございます。
今日はお墓で良く見かける墓前灯籠(ぼぜんとうろう)についてです。
良く、墓前灯籠の役割は何か?と質問をされるのですが、各地方、習慣によって違いはありますが、本来の役割として活躍するのは1年に1度、お盆時期にご先祖があの世から帰ってくる時に、道に迷わず導く為の光として火を灯します。
他に役割と言えば、神社やお寺に奉納で灯籠を建てたりするのと同じく、お墓に残す「記念碑」的や、「贈り物」的な場合が多いです、たとえば分家がお墓を建立した際に、本家がお祝いとして墓前灯籠をプレゼントしてあげる等の例で古い灯籠がいつまでもお墓に残っている事が多いですね。
灯籠があると、お墓の外観にアクセントが増し、とても立派で高級に見えますし、古い時代の物は石工さんが手作業で美しく削り出した技術の高さを感じられます。
しかし石製の灯籠と言うのは構造上、耐震面では、非常にデメリットである事を皆さんに警告致します。
灯籠を良く見ればすぐに理解できると思いますが、下部に細い柱を設置し、その上に「受け台」と言うお盆型の石を置いて、火を灯す「火袋ひぶくろ」が乗ります、そして部材の中で1番重い「笠」がその上に乗り、さらに頂点に「擬宝珠ぎぼし」と言う飾りが付き完成です。
構造上、大変危険な建造物なのはご理解できますか?
そうです、灯籠は細い柱の高い位置で重い上部を支えるのです。
当然、私達プロは新規建立や修理の受注があった場合には、耐震対策として、部材にホゾ(合わせ溝)を付けたり、柱に耐震棒を入れたり、なるべく工夫したご提案をしてご予算を捻出していただく事をおすすめしますが、それよりも強くおすすめしている事が「建立をしない事」、「撤去する事」です。。
??皆さんがオプションで追加建立してくれれば墓石屋さん儲かるのになぜ??と、販社として意外なアドバイスかと思いますが、実際、私達が東日本大震災の被害相談で1番多かった事例が、「灯籠が壊れた」と、「灯籠が壊れて脱落した際、お隣のお墓を傷つけてしまい弁償する」という2大事例で、そのお客様達、お盆に灯籠に火を灯した事など1度も無く、かえって邪魔な思いをしていたお客様ばかりだった為、大変な多くの気の毒なお客様のご対応をさせていただき、致った考えです。
地震の心配以外にも、笠の隅が鋭く尖っていて、お参りの際に危険な場合もあり、目に刺さって大ケガをしたと言う人身事故例を聞いた事もあります。
近く大きな地震は必ず来ると言われていますし、ムダな事故が起こらない対策、、、
その灯籠、、本当に必要ですか?
ご検討の上、お気軽にご相談下さい!
丸墓前灯籠撤去、処分
1対 55000円(税込)~
単体 33000円(税込)~
修理、耐震加工もお受け致します!
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株式会社たくみ
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